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復興支援

2013/09/07

鹿島ディアーズ戦翌日の9月2日、約50名の選手、スタッフで復興支援ボランティアをしてきました。
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今回の活動は「ReRoots」という団体にコーディネートしていただきました。
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ReRootsは、東日本大震災で仙台市川内コミュニティセンターに避難したメンバーが集まって作った大学生を中心としたボランティア運営組織だそうです。
詳しい活動についてはサイトをご覧ください。
ReRootsサイト→http://reroots.nomaki.jp/

宿泊先からボランティアハウスのある若林区への移動途中にたくさんのひまわりの花を見ました。
このひまわりを植えたのもReRootsの皆さんだそうです。
津波をかぶった地域は景色が茶色になっているため、今年の夏からひまわり3万本を植え、景色に色を入れるために行ったとのことでした。
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ボランティアハウスに着くと最初に朝礼がありました。
今回同行してくださった大学生ボランティアさんから作業についての説明やReRootsについてのお話を伺いました。
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朝礼後は再びバスに乗り込み仙台市若林区の畑に移動し、瓦礫の撤去作業を行いました。
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瓦礫といっても大きなものはありません。
土の中に混ざっている瓦やガラス、お茶碗などの破片を探して集める作業でした。
小さな瓦礫でもすべて除去しないと農作業は再開できないそうです。
実際に農作業をする方が瓦礫で怪我をしないよう、少しずつ掘り起こして瓦礫を撤去しました。
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約4時間と短い時間でしたがたくさんの瓦礫が土の中から出てきました。
同じ作業をあと3~4回繰り返し、やっと農作業に入れるとのことです。
作物を植えられるようになるまで、まだまだ長い月日がかかりそうです。

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力自慢の選手がそろっていたためか、他のボランティアさんよりかなり速い時間で作業が進んだとのことで、予定の1.5倍の畑を掘り起こしました。
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予定より大幅に早く終了したため、畑での作業後に荒浜に連れて行ってもらいました。
荒浜には震災のモニュメントがたっていました。(観音像、慰霊碑)
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松林だった場所には数本の松の木が残されているのみでした。
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町があったはずの場所の景色は茶色地面しかありません。
人の気配もありません。道路は大きなトラックばかりです。
家があったはずの場所には土台だけが取り残されていました。
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荒浜では海を見ました。
今は穏やかな海でしたが、ここから何十メートルもの高さの津波が襲ってきたとのこと。
想像を絶する状況に、選手達はみな心痛な面持ちで海を眺めていました。
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仙台駅周辺はとてもきれいな街並みに戻っていたので気が付きませんでしたが、若林区へ向かう途中、そして荒浜へ向かう途中には津波で崩れたままの家や倒れたままの電信柱、倒れたままのお墓など、震災の爪跡がたくさんありました。

震災から2年半。まだまだ元の生活には戻っていないことを痛感しました。
実際に被災地を見て、その場にいた方々のお話を伺い、TVで見た時には想像もできなかったことを垣間見ることができました。

最後になりますが、この3日間の仙台遠征の記録を載せるにあたり、「本当にこの写真や記事を載せてよいのか?」と思うものもありました。
ですが、最近ではほとんど東日本大震災での被災地の様子が報道されなくなってきたこともあり、賛否両論あるかと思いながらも掲載することにしました。
私たちが見てきたほんの少しの被災地の現状をこのサイトをご覧の皆様にもお伝えできたでしょうか。

私たちは今回短い時間しか復興支援をすることができませんでしたが、たいへん貴重な経験をさせていただきました。
これからも私たちにできる「何か」を見つけ、実行していきたいと思います。
このような機会をいただいたことに感謝しています。


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